・会の昼食

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 古美術商の会と言っても開始時間~終了時間はまちまちですが、午前から始まる市場では大抵の場合お弁当が出されます。

 市場に入れるのは、基本的に古物許可証を持った美術商のみ。入場料があって通常は1000円とか2000円くらいです(もっと高額な場合もありますが)。そこに昼食代も含まれるケースがほとんどでしょうか? 弁当は、全員同じ場合もあれば、何種類か出る場合もあります。そう言えば、ある会ではいろいろな弁当に混じって「牛丼」が配られていました。が、なぜか一番人気で瞬時に無くなるのです。そんなに人気なら半分以上牛丼にすれば良いのになぁ、と思っていたのですが、その後牛丼自体がお休みに…。

 また、ある会で弁当をもらおうとしたところ「どれにしますか? ロースかつ弁当、カツ丼、串カツ弁当…」と、全部「トンカツ」弁当のケースもありました。仕入先がトンカツ屋さんだと思いきや、どうやら普通の弁当チェーン店。何でまた全部カツなのか…。縁起をカツいでいる訳ではないでしょうが、ともかく「?」です。

 以前、ある大きな中華料理店で行なわれていた会に行ったことがあります。昼食は会場となっていた大広間から食堂に移動して食べたのですが、いかにも「具はクズ野菜オンリー」といった中華丼が出てきました。が、これが美味しかったのです。よく海の家や屋台で「具はキャベツオンリー」の焼きそばを売ってたりしますが、場所柄か美味しく感じられる(?)、あれと同じかもしれません。勿論、開催場所が中華料理店ですから作り手の腕もあったのでしょう。普段は冷めた弁当ばかり食べているので、尚更そう感じられたのかもしれません。 

 だいぶ前に食料品が出てくる市場の記事を書いたことがありますが、そこでは面白い光景が見られます。1000円とか2000円で落札したお中元・お歳暮のお菓子を、落札者がおやつとしてすぐ開封し配ったりするのです。数に限りがあるのでなかなかまわってこなかったりするのですが、こういった場所ならではの和やかな一場面と言えるでしょう。

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