・一山の古額 その3

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 画廊の主人が交換会で買った古額の山。作品ではなく額を利用するため、中身を入れ替えることになったのですが…。

 額を開け中身を取り出そうとすると、絵の裏から何か出てきました。見ると古い新聞紙。絵が痛まないようにするため、一枚新聞紙を挟んだのでしょう。

 額に限らず、陶器の箱などに古い新聞が入っていることはよくあります。古い新聞だとちょっと読んでみたくなるのですが、箱に入っている新聞は物を包むためグチャグチャになっていたり汚くなっていたりと、あまり触りたくないものなのです。       

 しかし、今回出てきた新聞はまるまる1枚・普通に折ってあるだけという状態でした。しかも額ですから、密閉されていて最高の保存状態。経年変化は仕方ないとして、「綺麗に保管されている」という感じだったのです。早速広げてみると、紙面は昭和40年代後半の番組欄でした。

 大昔の新聞というわけではないものの、番組欄というのが興味深いところ。全く知らない番組、名前だけは聞いたことがあるという番組が並ぶ中、東京放送(TBS)の午後3時に『水戸黄門(再)』。

 放送時間こそ少し違っているものの、今でも午後4時に再放送している水戸黄門。何と当時から再放送していたのでした…(※放送時間は関東のものです)。

 私も何となく見てしまうことがある『水戸黄門』。当時から放送され続けているこの番組は、「古美術」ならぬ「古番組」と言ったところなのかもしれません。

☆さて、ご覧いただいております『美術売買』ですが、しばしお休みをいただくか極端に投稿のペースを落とす形にさせていただきたいと考えています。既に大量の記事を掲載しており、ホームページとしては成立していると思いますのでサイトの閉鎖は考えておりませんが、何卒ご了承下さい。

 勿論、機会があれば投稿しようかとも思ってはいますが、本業その他の部分で多忙になってきたことに加え、(こちらは相変わらずですが)記事を書いてもほとんど反応がないため、投稿意欲そのものが無くなってしまいました。正直、後者の方が大きな理由でしょうか?

 なお、『裏美術売買』の運営につきましては後日『裏』の方に詳しく書きますが、こちらでの新規読者募集はいったん打ち切ります。ただ閉鎖は考えておらず、しばらくお休みして現在のアドレスから引っ越し~記事を補填した上で、信頼できる読者の方に向け公開しようと検討中です。実現できるかわかりませんし、したとしても時間は掛かると思いますが、こちらも気長にお待ち下さい。※追記 『裏」はリニューアルオープンいたしました。

 それと、もしかしたら別の形で、あるいは別のホームページで皆さんとお目に掛かることがあるかもしれません。『美術売買』と関連したサイトの場合こちらでお知らせする可能性もありますので、その際はよろしくお願いいたします。

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コメント

これが最期の書き込みとのこと、大変残念ですが、「発信ばかりで疲れた~、何のためにやってんだか~」というお気持ちは十分にお察し申し上げます。

まぁ、今までの書き込みは「種まき」と思ってくださいね、知らない間に貴方様のまいた種が育って行きます。それが古美術に歓心を寄せる、また深くなる、特に若い人が増えれば、自然と裾野が広がります。私は途中からでしたが、いろいろと興味の尽きない書き込みに魅入られました。長い間ご苦労様でした。今後のご活躍を期待しております。
最期に一句 「 しろ紙に 想いをつめて 筆をおく 」

 コメント有難うございます。

 いえ、これが最後の書き込みではありませんよ(「最期」の書き込みでもありません。多分 笑)。

 本文にあります通り、「しばしお休みをいただくか極端に投稿のペースを落とす形」にするだけです。また、時間は掛かるかもしれませんが、『裏美術売買』をさらに整備~濃密な情報をお届けしようとも考えています。時間は掛かるでしょうが、その際は雲様もご招待いたしますので是非お越し下さい。

 こちらから一方的に情報を配信しているのですから、どんな方でもお越しいただくのは嬉しいことです。増して、毎日のようにチェックする方、更新の度すぐに見にこられる方、職場からチェックされる方がいるのは有り難い限りなのでしょう。

 反面、それらの方のほとんどが「読みっぱなし」「素通り」というのに少々疑問を感じ、それが頂点になったのは事実です。まあ雲様のように、誰もが誰も挨拶できる人というわけではないでしょうが…。また、匿名であってもページに書き込みづらい人がいるのはわからないでもありません。中には、ただ一方的に情報を得て満足という人もいるのでしょう。

 そういう意味から、『裏美術売買』を作成したのは我ながら良いアイデアでしたが、『裏』の方も現在あまり盛り上っておらず、そのせいもあって更新頻度が減ったためもう一度内容や閲覧条件などを考え、(『裏』に関しては)サイトを引っ越しして運営しようかと考えたわけです。「どうせ情報を送るなら信頼できる方に」という思いもありますしね。

 機会を見て投稿するかもしれませんし、サイト自体も存続しますので、またよろしくお願いいたします。

私もブログを持っていますのでコメントがモチベーションにつながる気持ちは分かります。

骨董屋さんで@bijutsubaibai さんの様に色々情報を提供していただける方は少ないのでこれからも色々教えていただけると有り難いです。

「骨董屋さん」といっても、ここ数年骨董はほとんど扱っておりませんので、あまり有益な情報はないかもしれませんね(ちなみに「骨董屋」に関しては、「駄コラム」→「骨董や?」という記事をご覧下さい)。シゲさんからは記事に対するご感想もいただけると有り難いですね。

 最近では、シゲさん同様に本を扱うことも多いです。「せどり」とはちょっと異なりますが、まあ考え方としては同じでしょうか(笑)。

皆様からのコメントをお待ちしております  美術売買 骨董・コンテンポラリーを中心に

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