・素人向け(?)現代陶器の価値の見方

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 陶器には金銭的に価値の高い物と低い物がありますが、この手の物にご興味のない方には見分けが難しいのではないでしょうか? しかし、品物の見方がわからなくても「現代製の陶器」には、ちょっとした鑑定ポイントがいくつかあるのです。

 箱の良し悪しがわかれば比較的簡単ですが、それ以前にあるものが大きな目安となる場合もあります。それは、陶器本体、もしくは箱に「シール」が貼られている場合です。

 生活雑器と違って陶芸家の陶器は「作品」であり、サイン・作品名の入った箱は言わば「顔」でもあります。通常、作品の本体・もしくは箱にシールを貼ることはありません。絵画の額や画面にシールを貼る事をお考えいただければわかりやすいでしょう。よく、陶器本体や箱に「○○焼」「美術陶器」などというシールが貼ってあるケースを見ますが、そういう品のほとんどは価値の低い物(お土産・量産品等)のようです。

 ただし、「○○焼」というシールが貼ってあっても、まともな作家が作った品であったり、作家の工房で数を作られた品はたまに見受けられます。が、それでも極端に価値の高い物にシールが貼ってあるケースはほとんどないと言って良いでしょう。勿論、シールが貼ってないから高い物であるとは全く言えません。
※ここでいう「価値」とは、二次流通したときの取引価格についてです。作品の良し悪しではありません。

 また、シールよりは目安になる確度が落ちますが、箱に朱印で「美術陶器」とか「○○焼」などと押されているものもややマイナス。こちらも中には価値ある品もありますが、どちらかと言えば望み薄のようです。

 あくまで目安の一つに過ぎませんが、詳しくない方でもごく簡単に判断ができるポイントではあるでしょう。今回はシールの話を書きましたが、機会を見て別のポイントにも触れたいと考えています。※なお、ここで言う価値とは、二次流通する美術品として値の付く物かどうかということです。新品時の価格等は考慮に入っていません。

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