・モノに魅力がないと…その1

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ずいぶん以前、このブログに「リサイクル定期通信」という記事カテゴリーがありました。どれくらいの方が引き続き読んで下さっているのか分かりませんが、比較的よく読まれていた記事だったと思います。

個人的には書いていて楽しかったのですが、なんとなく気恥ずかしい感じもして、それらの記事は「裏美術売買」(休止中)の方に回してしまいました。そして、もうかなり以前にそのリサイクルショップも閉店してしまっています。

店員のオバチャンとのエピソードがたくさんあったリサイクルショップ。閉店に際して面白い話もいろいろあったのですが、「これは長編になるな」「あれを書こうかこれを書こうか」と考えているだけで、結局書かずじまい。そして、書こうとしていた内容も忘れてしまい、今となっては記憶の彼方…。

それから何年経ったでしょうか? 私の家の近所、それも閉店したリサイクルショップの近くに大手チェーンのリサイクルショップがオープンしました。近年は個人経営のリサイクルショップが激減し、こうしたチェーンのリサイクルショップばかり見るようになりましたが、今や誰もがネットで気軽に古物を売り買いできる時代。もう個人規模での経営で難しいということでしょう

私自身、リサイクルショップに行くのは「何かを仕入れる」ということではなく「何が置いてあるかな?」「自分で使える物があるかな?」といった感じで覗くことが多く、当然ですが仕事として行くことはありません。最初に書いたリサイクルショップだけが例外で、自宅が近所だったためショップの方に品物の目利きや値踏みを頼まれて寄っていた感じです(お金はもらってませんでしたが)。  

リサイクルショップで何度か人間国宝の作品をビックリ価格で買えたりしたこともありますが、そんなことは稀。利益目的でリサイクルショッブを周るなら、それを専業にして毎日を費やさないといけないでしょう。いや、それをしたところで後から計算すればアルバイトの時給以下かもしれません。

話がそれましたが、近所ということもあり早速オープンしたリサイクルショップへ行くことにしました。チェーンのリサイクルショップで店舗も大きく立派。オバチャンのいた倉庫のようなポロいショップと違い、とても明るい感じです。そして、明るい店内をしばらく歩くと、食器売り場の棚にある有名作家の作品を見つけたのです。          
※その2に続きます。

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