・相性

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 どんな仕事でもそうかもしれませんが、古美術商の仕事にも「商売上の相性」というものがあるようです…。

 例えば扱う品。流行や人気のあるなしにかかわらず、ある特定の商品やある作家の作品は高く買ってしまったと思っても儲かる、または運良く格安で拾えたりするのです。その反面、うまく買っても儲からないという相性の悪い物や作家もありますが、こういう相性の悪い商品は、どういうわけかキズに気付かず買ったり破損事故を起こすることもあるのです…。

 商品だけではなく、古美術商同士にも不思議な相性があります。この場合の相性とは、性格などからくるものではなく単に商売の結果がどうかというだけなのですが、どういうわけか特定の業者から買った物は儲かったり儲からなかったりするのです。「この人の売値は高いから儲からない」と話を聞いたことがある某古美術商から市場で何回か買ったことがあるのですが、私はその商品のほとんどを上手く売ることができました。一方、私と年代の近いある古美術商は扱っている品も良品ばかり。有名店の看板を引き継いだ方で、礼儀正しく話も合うのですが、ここで買った品はなぜか安く仕入れたつもりでも全く売れてくれません…。

 単なる偶然であることはわかりますし売れないのは自分の力不足なのですが、何度商売してもほぼ同様の結果になるのが怖いところ。他の方に聞いても同様のことがあると話していましたし、突き詰めれば何か原因があるのかもしれません。

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