・お台場の恐竜

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 つい最近、所用でお台場まで行ってきました。

 埼京線が直接乗り入れして便利になった「りんかい線」。お台場まで新宿や池袋から直通で行けるようになりました。その「りんかい線」国際展示場駅で知り合いと待ち合わせたのですが、先方が少し遅れるとの話。どこかで時間を潰そうかと思ったのですが、さすがは「お台場」ですねぇ。駅前は何もないように見えますし、特殊な建物だらけという風にも見えます。普通の駅前みたいに本屋があるとか、安そうな食堂があるという所ではありません。相手は45分程度遅れるとのことで、近くある建物に入ってみました。

「パナソニックセンター」という所にフラっと入ったのですが、どうやらショールームのようです。最新の製品やそれに関する説明などが展示されていました。しかし、その中に意外なモノが、大きな恐竜の骨格標本です。

「林原自然科学博物館ダイノソアファクトリー」。ショールームと思った建物の中には、博物館も入っていました。博物館としては小さいようですし、まあ時間も丁度良いと思い見学することに。入場料500円。「さて、とっとと見るか…」と思ったところ、いきなり受付のお姉さんから「説明がございますのでしばらくこちらでお待ち下さい」との話。2~3分くらい待たされ、子供の客が何人か来たところでようやく説明開始となりました。

 どうやら、PDA(携帯情報端末)をぶら下げ、イヤホンをして周るようです。端末から説明の画面やアナウンスが出る上、カメラ機能もあって館内を撮影~ネット上で後から見られるとのことでした。博物館というのも、ずいぶんと進化したものですね。

 館内では実際に化石の研究をしていて、型を取ったり外したりという作業も目の前で行なわれていました。私には、展示されたいくつかの化石や復元模型よりも、そういった作業や資料の方が興味深く思えました。古美術品の取り扱いや研究・修復とは別の世界ですが、完全にリンクするところがないとも言えません。結局、手持ちのデジカメで何枚か撮影しただけでPDAもほとんど使わず外に出ましたが、本来の展示以外のところで何かと勉強になった一時でした。

 さて、古美術市場における「化石」ですが、さすがに世界が違うようで私が知る限りでは単なる装飾品として扱われる場合がほとんどです。既に置物に加工されていたり、石版型になって額装されている物が出てくるので、学術的に見てそれほど大したものではないのでしょう。南米あたりが原産の飾り物(土産物)が多いでしょうか?

dinosaur.JPG 骨格標本の目が光っているようですが、後ろにあるライトが目の穴から見えているものです。何となくそうなるように撮影してみました。おじさんがPDAの説明を受けていますが、今後美術館や博物館でこういった光景が多く見られることになるのでしょう。
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※追記 林原自然科学博物館ダイノソアファクトリーは、2006年5月14日を以って閉館しました。

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