・2016 ネットオークション雑感 その2

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 とある事情から久しぶりに覗いたネットオークション。私が積極的に利用していた初期の頃とは、ちょっと違う景色が広がっていました。

 まず目に付いたのは、店舗による出品が驚くほど増えていたことです。ネットオークション開始の頃から古美術商の参加はあったのですが、名前を出さずに売り買いするケースも多かった気がします。買う場合は特に名乗って買う必要はないのですが、売る場合でもお店の名前を出さなかったりしていたケースが多かったように記憶しています(出品画面をカスタマイズするのに限界があったり、まだストア出品等のルールが定まっていなかったことも大きいでしょう)。

 また前回の記事でも書きましたが、まだ始まったばかりのネットオークションというものが古美術商間でそれほど受け入れられておらず、当時は会う業者会う業者から「ネットなんてやってるの?」と言われていた時代でした。中には、ネットで売ることを表に出したくなかった人も多かったと思います。

 ところが、メールやデータ送信・商談もネット利用が普通となった今、オークションの利用も常識となっています。そして、久しぶりに覗いたネットオークションを見回すと、すぐに私の知っている美術商が見つかりました。1人や2人ではありません、何人もです。誰もが普通にネットオークションを使う時代ですから、たくさんの古美術商が参加するのも、中に知り合いがいるのも全く不思議な話ではありません。

 それでも、私が少しだけ驚いたことがあります。格上の交換会(古美術商の市場)くらいでしか見掛けなかった有力な古美術商も参加していたのです。いや、こういった老舗有名美術商がネットオークションに参加していても何らおかしくないのですが、もしかしたら私もネットオークション初期に奇異の目を向けていたベテラン美術商と同じような感覚を持っていたのかもしれません。店舗での販売や交換会の取引以外、こういった場にはあまり出てこないのかな…という思い込みもあったせいか、何年振りで詳しく覗いたネットオークションの画面に少しの違和感と興味を覚え始めていました。

 私はオークションの画面を、さらに詳しく見てみることにしたのです。

※その3に続きます。

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