・2016-17 ネットオークション雑感 その6

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 久々に覗いたネットオークション。今度は、ある作家の茶碗が目に留まりました。

 前回までの記事に書いた魯山人の作品。「安ければ欲しいな…」とは思いましたが、物が良いので手元に置きたいというだけで、そこにビジネスや「本気で欲しい」という気持ちはありませんでした。が、魯山人作品を追っている途中、私が探している別の作家の品がオークションへ出されていることに気づいたのです。

 この作家。私も大好きな作家で展覧会にも行ったことがあるのですが、作品を探しているのは私がコレクションしたいからという理由ではなく、この作家の品を強く買ってくれる美術商を知っていたからなのでした。この美術商は美術商で、強く買ってくれる同業なり顧客がいるのでしょう。

 こういった「相場より高く買ってくれる同業者」を知っているのは大切なこと。古美術商間の相場で仕入れても(あるいは相場以上で仕入れても)、それを上回る価格で買ってくれるのです。30万円が相場の美術品があって、それを40万円で高買いしたとしても、50万円で欲しがる方を知っていればOKということになります。

 そういう私も、やはり陶芸品の中で強く買ってしまう品があります。それを知っている他の美術商が、私に購入を持ち掛けてくることも少なくありません。私の場合は、お客さんがいるというより自分が好きで高く踏んでしまったりするケースも多いのですが、ともかくこういったつながりを多く持っていれば持っているほど仕事になりますし、古美術商がお店を構えずとも業者間の売買で仕事になるというのもお分かりいただけるのではないかと思います。

話を戻し、ネットオークションで見つけた茶碗は、まさに私が(仕事上で)探している作品でした。これまで書いてきた魯山人の作品と違い、私は購入を前提として追うことにしたのです。

※その7に続きます。

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