・失敗はしたものの…
古美術品を扱う仕事を始めてまだ間もない頃の話です。ある作家の茶碗が交換会に出てきました。その作者は京焼の伝統工芸作家でまずまず名のある方でしたが、それほど高額で取り扱われることもなく、出品者によるとキズなしとのことでロクに商品も見ず競り落としたのです。競りが終わって少し休んでいると、先輩業者が寄ってきました。「さっきの茶碗、ダメだぞ」「えっ」。
古美術品を扱う仕事を始めてまだ間もない頃の話です。ある作家の茶碗が交換会に出てきました。その作者は京焼の伝統工芸作家でまずまず名のある方でしたが、それほど高額で取り扱われることもなく、出品者によるとキズなしとのことでロクに商品も見ず競り落としたのです。競りが終わって少し休んでいると、先輩業者が寄ってきました。「さっきの茶碗、ダメだぞ」「えっ」。
以前、「リサイクルショップのオバサン」という記事を書きましたが、先日時間があったのでその店まで行ってきました。
デパートや個展で高い美術品だからと言って、古物(二次流通品)の相場も高いとは限りません。
よく言われる話ですが、日本人ほどお酒の道具に高い価値を見出す人種はない思います。お酒を入れる小さい「ぐい呑」一つに、数十~百万といった値段が付くことは珍しくありません。
美術商という仕事をしていると、いろいろな方の家へ訪問する機会があります。それが一般の方の場合、「鑑定」や「招待」も多いのですが…。
私がまだ駆け出しの古美術商だった頃、ある鑑定の現場に立ち会ったことがあります。
美術・骨董品というと、「ニセモノ」という言葉を連想される方も多くいると思います。
『美術売買 骨董・コンテンポラリーを中心に』では、記事を読まれた皆様からのコメントをお待ちしております。
また、美術品収集やエピソードなどがありましたら是非ご投稿下さい。