・骨董の価格 その2
私達が商品を仕入れる場合は交換会で買う、あるいは古美術商から直接買うことが多いのですが、供給の大元はと言えば一般個人から仕入れることでしょう。
私達が商品を仕入れる場合は交換会で買う、あるいは古美術商から直接買うことが多いのですが、供給の大元はと言えば一般個人から仕入れることでしょう。
私は経験した事がありませんが、美術・骨董品の相続~それにまつわるトラブルも多いようです。
古美術商になってしばらくした頃の話です。交換会で近くにいた人が「あ、人工衛星だ」と話しながらある骨董品を手に取っていました。
以前、古美術商の交換会について書きましたが、安物がたくさん出てくる会には思いもかけぬ商品が出てくることもあります。
私はそれほど大きな売買をしている美術商でもないのですが、今年の傾向を簡単に振り返ってみたいと思います。
このサイトで「業者の市場」とか「古美術商の交換会」とよく書いていますが、たまに友人や知り合いから「どこでやってるの」「いつやってるの」と聞かれることがあります。
交換会での話です。ある商品が3つ山になって出てきました。山というのは、1つでは安くて売れない物をまとめて売ったり、同じような種類の商品を揃えて売ったりすることです。
どんな仕事でもそうかもしれませんが、古美術商の仕事にも「商売上の相性」というものがあるようです…。
外国の商品を本来の利用法とは別の用途で使う~日用品として楽しむことはよくありますが、面白い使い方をされた日本の品物について話を2つ…。
先日、知り合いの古美術商が、ある作家のぐい呑を2万円で馴染みの客に売りました。が、後でその客から「これ、デパートでも2万円で売ってるよ」と指摘されたそうなのです…。
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