・深夜の攻防戦 その2
前回の続きです。夜のノンビリムードから一転、何気ないメールから突然の商談となってしまいました。
前回の続きです。夜のノンビリムードから一転、何気ないメールから突然の商談となってしまいました。
デパートで骨董ショー、アンティークフェアなどの催事をご覧になった方も多いでしょう。
古美術商の仕事をしていると、いろいろな物を目にする機会があります。何人かの業者が見ても全く用途がわからない骨董品、変わった素材で出来ている物、何百年も前にこんな便利な品があったのかと驚かされる品。ともかくたくさん見てきましたが、先日恐ろしい物を交換会の最中に見てしまったのです…。
古美術品やそれに近い物を扱っている(持っている)お店が廃業する場合、在庫処分に交換会(業者の市場)が利用されたりします。
前回と同様のケースですが、今度はあるショップ(会社?)が在庫処分した際のエピソードです。
「特別シード」とも言える高額の美術・骨董品も一通り売られ、いよいよ大量の品が競りに掛けられることとなりました。
私の住んでいる関東地方では、夜半から雪となっています。どんな職種でも天候は何らかの関わり合いを持っていると思いますが、古美術商の世界で一番天候に左右されると言えば屋外で開催される骨董市でしょう。
美術・骨董品でなくとも、陶器やコワレモノを梱包したことのある方は多いでしょう。保管・移動したり、発送された方もいると思います。
私はそれほど見ないのですが、友人から「テレビの鑑定番組、あの鑑定額ってどうなの?」と聞かれることがあります。
『美術売買 骨董・コンテンポラリーを中心に』では、記事を読まれた皆様からのコメントをお待ちしております。
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